認知症の初期症状
認知症の初期症状には以下のようなものがあります。
・何度も同じことを言ったり、聞いたりするようになった。
・人の名前が思い出せなくなった。
・5分前の話が思い出せなくなった。
・物の置き忘れが増えてきた。
・蛇口の閉め忘れ、日の消し忘れが増えた。
・興味関心が低下してきた。
・「自分のものを取られた」と頻繁に言うようになった。
認知症の症状 ~中核症状と周辺症状~
認知症の症状は2種類あり、脳細胞が死んでいくことによって起きる「中核症状」と
残っている脳細胞が活発に動くことで、全体のバランスが崩れることによって現れる「周辺症状」です。「周辺症状」はBPSDとも呼ばれます。それぞれの症状を上の図にまとめました。
認知症は予防できる?
血管性認知症は脳卒中などが原因でおきる認知症ですので、生活習慣病の予防や是正が認知症になるのを防ぐうえで有効です。また、アルツハイマー型認知症であっても、生活習慣病の対策が認知症になるリスクを減らすといわれています。また、脳を使わないことは認知症になるリスクを高めてしまいます。日ごろから、脳をしっかり活性化させることが必要です。
・栄養素に偏りのないバランスの良い食事の摂取
・EPAやDHAをいったアミノ酸が含まれる青魚の摂取
・ご飯などの糖質の適切な摂取
・適度な運動
・十分な睡眠
・脳を活性化させる行動(勉強、趣味など)
生活習慣にしっかり気を配り、認知症になるのを防ぐとともに、病気になった後も進行を防ぎましょう。
参考:認知症の人のために家族ができる10か条(引用:認知症の人と家族の会)
1.見逃すな「あれ、何かおかしい?」は、大事なサイン
2.早めに受診を。治る認知症もある。
3.知は力。認知症の正しい知識を身につけよう。
4.介護保険など、サービスを積極的に利用しよう。
5.サービスの質を見分ける目を持とう。
6.経験者は知恵の宝庫。いつでも気軽に相談を。
7.今できることを知り、それを大切に。
8.恥じず、隠さず、ネットワークを広げよう
9.自分も大切に、介護以外の時間を持とう。
10.往年のその人らしい日々を。
noteにも掲載しています。
⇒https://note.com/nouproblem/n/n6430f5b316bf
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