患者様やご家族様、医療従事者様への支えとなる脳の病気の知識を紹介しています
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認知症について

脳の病気

認知症とは?

認知症とは、さまざまな原因脳の細胞の働きが失われ、記憶や判断力が低下し、生活をする上で支障が出てしまう病気です。

65歳以上の高齢者に多い病気で、5~6人に1人程度の割合で発症します。

代表的な認知症の種類

アルツハイマー型認知症

脳に異常なたんぱく質が蓄積することで、脳の細胞が徐々に死んでいき、最終的に脳が萎縮して機能が低下してしまいます。最も多い認知症です。

血管性認知症

脳梗塞や脳出血などの脳卒中を起こした後に認知症になってしまうものです。脳卒中のイベントが起きるたびに階段状に機能が低下していきますが、中には徐々に進行するタイプもあります。

レビー小体型認知症

脳にレビー小体という異常な物質がたまることで、脳細胞がダメージを受けて発症する認知症です。実際には存在しないものが見えたり(幻視)、動きが遅くなる・手足が細かく震えるなどのパーキンソン病に似た症状が特徴的です。

手術でなおりうる認知症

慢性硬膜下血腫正常圧水頭症脳腫瘍などの頭の病気も認知症と同じような症状を引き起こすことがあります。このような病気の方は、適切に治療すれば、認知症が改善することも多いですので、ぜひ病院を受診してください。それぞれの病気については各項目をご覧ください。

noteにも掲載しています。
https://note.com/nouproblem/n/n84ce47d25304

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