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MCIとは

脳の病気

MCIとは?

MCIとはmild cognitive impairmentの略語で、軽度認知機能障害のことです。正常な状態と認知症の間の状態をあらわしています。記憶や判断、計算などを行う脳機能が低下しているものの、自立した日常生活を過ごせる状態です。MCIの状態からさらに認知機能が障害され、日常生活を送る際に支障をきたしてしまう場合には、認知症と診断されます。MCIの状態から認知症になる人は1年間で10%程度です。一方で、1年で約30%程度の人は、正常な状態に戻ることがあります。ですから、MCIだからといって認知症に進行するとは限らないのです。

MCIの原因は?

MCI(軽度認知機能障害)を起こす原因には様々なものがあります。もちろん、アルツハイマー病や血管性認知症などの脳の病気もありますが、その他にもホルモンの異常、薬の副作用、睡眠時無呼吸症候群などの頭以外の病気や、うつ病、ストレスなどの心の病気が原因となることがあります。MCIの原因は非常に多岐にわたっているため、早期に原因を発見することが重要です。それにより、認知症への進行を予防できる場合もあるかもしれません。

アルツハイマー病によるMCI

アルツハイマー病もMCIの一つの原因となり、MCIから認知症に進行しやすい代表的な病気です。新しいことを覚えるのに時間がかかる、前日の昼食が思い出せない、メモが多くなった、仕事や計算のミスが増えたなどの症状がみられることがあります。このような症状が複数当てはまる場合には病院を受診することをおすすめします。アルツハイマー病によるMCIの治療は薬を用いる薬物療法と薬を用いない非薬物療法に分けられます。
近年、レカネマブというアルツハイマーの原因となるアミロイドβを直接除去する点滴薬が開発されました。今後さらなる治療薬の開発も期待されます。

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